4、5の2日間、地場産センターで規模拡大のじばさん年末刃物特価市

県央地域地場産業振興センターは、4、5の2日間、同センターで恒例の「じばさん年末刃物特価市」を開き、地元で生産された刃物の特価販売や北海道味覚市、三条鍛冶ギャラリーなどのイベントを行う。

「じばさん年末刃物特価市」の準備が進む県央地域地場産業振興センター

地元メーカーの協力で年に1、2回、開いている。これまで同センターロビーで開いてきたが、今回は会場を多目的ホールに移して規模を拡大。刃物の特価販売のほかにさまざまなイベントを企画した。

刃物の特価販売では、鍋や包丁、園芸用品などを市価の5割引き前後から9割引きで販売する。

ほかのイベントは、三条名匠会実演販売、三条鍛冶ギャラリー、北海道味覚市、岩手南部せんべい手焼き実演、お楽しみ抽選コーナー、体験コーナー、併設イベントとして日本雪割草協会による第1回雪割草斑入葉変り大会、新潟トヨタ自動車(株)と(株)川崎自動車による新車・中古車大即売会と、盛りだくさんだ。

三条名匠会の実演販売では、会員11社が包丁、金槌、剪定鋏、鉈、墨つぼ、のみなどを実演販売し、包丁はその場で好きな名前を入れる作切（さくぎ）りのサービスも行う。

今回、初めての三条鍛冶ギャラリーでは、地元職人が作った包丁や鉈、ナイフ、小刀、はさみなど約200点を展示。いん石を材料に作った切り出しや刃渡り90cm余りのマグロ切包丁など、三条鍛冶の技の数々を披露する。

体験コーナーでは、刃物メンテナンス工房とワイヤーアート工房を開く。どちらも参加費500円で、刃物メンテナンス工房は包丁の研ぎ方、大久保鋏の研ぎ方、剪定鋏の研ぎ方、鋸の目立てのコースがあり、参加したい人は家庭で使っている刃物を持参する。

2日間とも午前9時半から午後5時まで、5日は午後4時まで。入場無料。