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三条市丸井今井邸は27日、おひな様茶会を開き、ひな人形を飾った座敷でこども抹茶教室（梅田宗友代表）を受講する小学生を中心に10人余りが茶の作法を披露した。
三条市丸井今井邸は、明治、昭和初期、昭和末期の3組のひな飾りの寄付を受け、3年前から桃の節句にあわせて飾っている。ことしも25日から3月6日まで飾り、午前10時から午後4時まで無料で開放、鑑賞してもらっている。 おひな様茶会は、それにあわせて開いた。同所で毎月第2土曜に抹茶教室が開かれており、教室に通う子ども40人余りのうち、この日は幼稚園児から小学6年生までの10人余りが菓子や抹茶を運んで客をもてなした。 子どもたちが緊張して茶碗をしっかりと持って運んでくると、客は思わず「かわいいね〜」と目を細め、子どもたちもにっこり。 教室では子ども向けに茶の温度を低くしているが、この日はおとな用の熱い茶。着物を着た小学1年生の女の子は、「茶碗が熱くて大変だった」と話していたが、「どきどきはしなかったよ。お茶は楽しい」と、おとなを相手に自身もちょっぴりおとなになった気分だった。 |
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