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相田合同工場が地元で初めてくわの修理・相談会、19日はムサシ三条店(2005.3.17)

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くわメーカーの相田合同工場=相田聡社長・三条市田島1=は、7・13水害の復興支援につながればと、市内2カ所のホームセンターでのくわの修理・相談会を企画。6日にコメリホームセンター四日町店で開き、次回は19日にホームセンタームサシ三条店で開くので、相談を呼びかけている。

初めて地元三条市でのくわの修理・相談会を企画した相田合同工場の工場内

初めて地元三条市でのくわの修理・相談会を企画した相田合同工場の工場内

19日は、正午からの1時間を除く午前10時から午後5時まで開く。修理は有料だが相談は無料。水害でさびたり、柄が腐ったりしたくわをはじめ、修理の必要な農耕具があれば気軽に相談をと呼びかけている。

同社では、これまでも依頼があれば、くわの修理やメンテナンスを行い、関東方面で相談会を開くこともあったが、「直すこともできます」と受け身的だった。それを「直しませんか」と積極的に依頼を求める姿勢に転換。その一環として初めて地元での相談会を企画した。

相田合同工場のホームページ「鍬屋ドットコム」

相田合同工場のホームページ「鍬屋ドットコム」

昨年暮れ、県央地域地場産業振興センターで開かれた年末刃物特価市に出展したときに、客から水害でさびたくわの修理の相談を受けたのがきっかけだった。

同社は水害では被害の少ない嵐北地区にあるが、五十嵐川からあふれた水で工場は床上40センチまで浸水し、在庫や機械も被害を受けたほか、大きな被害を受けた親類もいた。水害直後はボランティアで農耕具を提供し、復旧作業も手伝ったが、被災者の意識の方が強かった。

しかし、被災者からの相談を受けて初めて、仕事を通じて「復興に関してまだやれることはたくさんある。ささやかだが地域貢献になるのでは」と思い立ち、相談会を企画。地元の2つのホームセンターに申し出たところ、快く了解してもらった。

「修理という当たり前の仕事をしていたなかで、お客さんに喜ばれるということを実感し、あらためて気付かされた。仕事の喜びのひとつを見つけることができた」と相田社長。同社のホームページ「鍬屋ドットコム」もメンテナンスページを中心にリニューアル。若い従業員の仕事のモチベーションにもなればと、さらに修理、相談業務に積極的に取り組んでいく考えだ。

■関連リンク

鍬屋ドットコム