21、22日と三条で「みんなの花展・創流110周年いけばな小原流長岡支部三条地区展」(2005.5.19)

生け花の小原流長岡支部（水沢草汲支部長）は21、22の2日間、三条市中央公民館で「みんなの花展・創流110周年いけばな小原流長岡支部三条地区展」を開き、三条市や見附市の会員の作品を展示するので、大勢の来場を呼びかけている。

「みんなの花展・創流110周年いけばな小原流長岡支部三条地区展」の案内はがき

小原流は、池坊、草月流と並ぶ生け花の3大流派のひとつ。19世紀末、小原雲心が皿のような花器に花を盛るように生ける「盛花（もりばな）」という新形式の生け花を創始、近代生け花の道を開いたことに始まり、ことしで創流110周年。「盛花」と花瓶に挿す「瓶花（へいか）」という2つのスタイルが基本になっている。

長岡支部は、長岡市、魚沼市、見附市、三条市などの会員が所属する。三条地区展は、見附市と三条市の会員による作品展で、会員35人が1点ずつと、共同作品を展示する。

これまで三条市内では、三条地区の田中草春代表＝三条市本町6＝の社中展として作品展を開いていたが、見附市の会員と合同の三条地区展として三条市内で開くのは初めてとなる。

2日間とも午前10時から午後5時まで、入場は無料。田中代表は、「若葉おりなす自然の恵みと光と風を演出してみたい」と話しており、「伝統的な生け花から日常的なアレンジまで、楽しい雰囲気の花展なので気軽に足を運んでほしい」と来場を呼びかけている。