29日、三条・西福寺で7・13水害と中越地震のチャリティー寄席(2005.5.26)

三条組門徒総代会と三条組基幹運動推進委員会は、29日午後4寺から三条市西大崎2、西福寺（皆川賢一住職）で「7・13水害・中越大震災チャリティー寄席」を行い、落語家の入船亭扇辰（いりふねていせんたつ）さんの落語を聞くので、大勢の参加を呼びかけている。

29日に「7・13水害・中越大震災チャリティー寄席」が行われる三条・西福寺

入船亭扇辰さんは1964年、長岡市生まれ。89年に九代目入船亭扇橋に入門。93年に二つ目昇進、2002年に真打ちに昇進。「にっかん飛切り落語会」、「日本演芸若手研精会」などにレギュラー出演。地域の落語会にも積極的に出演している。

三条組は、旧三条、旧栄、燕、見附、旧中之島の本願寺派寺院13カ寺で構成。2003年に同組を西本願寺住職が巡教に訪れたのたをきっかけに、昨年から巡教にあわせて各寺の持ち回りで「本願寺即如ご門主三条組ご巡教記念法座・三条組降誕会法要」を行っており、今回のチャリティー寄席もその一環で開く。

昨年は水害、地震で被害に遭った組内寺院や門徒も多く、被災者から元気を出してもらうのもねらい。午後1時から第1部のお勤め、組長あいさつ、講師を囲んでの話し合い法座を行い、午後4時から第2部でチャリティー寄席。1部、2部とも入場無料だが、会場にチャリティーの募金箱を置く。

会場の本堂は70畳の広い空間で、庭を新緑やアヤメの花が彩る。皆川住職は「被災された方からも来ていただき、楽しい時間を過ごしてほしい」と話している。問い合わせは、同寺（電話：0256-38-7616）へ。