三条市民プールで強化練習するスイミングスクールの中学生と高校生水泳部員が屋外プールの清掃ボランティア(2005.5.28)

三条市民プール（須佐茂男館長）の屋外プールが6月15日にオープンするのを前に28日、同プールを練習に利用する三条市内の民間スイミングスクールに所属する中学生や高校の水泳部員50人近くが屋外プールの清掃ボランティアを行った。

三条市民プールで強化練習する三条市内の民間スイミングスクール所属の中学生と高校生の水泳部員が清掃ボランティア

2009年の新潟国体に向けた三条市水泳協会（山上茂夫会長）の呼びかけで、3年前から市内の民間スイミングスクールと高校水泳部は、同プールで合同の強化練習を行っており、世話になっている同プールのオープン前の清掃の手伝おうと毎年、ボランティアを行っている。

この日のボランティアには水着や半袖、短パンの体操着を着た中学生30人余りと高校生約15人が参加した。

数日前から同プール職員が掃除を行って、水面に浮いた排ガスなどによる黒い膜や底にたまったヘドロを取り除いてあるので、この日は仕上げの段階。内側に残った黒ずみをデッキブラシやナイロンスポンジでこすり落とした。

青空が広がって一泳ぎしたくなるような汗ばむ絶好のプール掃除日和。くるぶしあたりまで残した水は、日差しにも温められて心地よく、参加した中学生は50メートルプールの端から端まで一気にデッキブラシをかけたり、ひざをついてていねいに汚れを落としたりと楽しんでボランティアしていた。

1時間がかりで掃除を完了。キラキラと日差しを乱反射するプールの水に、参加した中学生、高校生は大満足で、青空の下で水しぶきを上げる日をイメージしていた。