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燕三条JCと別院フォーラムが本寺小路活性化シンポジウム(2005.6.7)

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(社)燕三条青年会議所(渡辺雅之理事長)と別院フォーラム'05実行委員会(澁谷昌実行委員長)は、6日午後7時から真宗大谷派三条別院で別院フォーラム'05の一環で燕三条JC6月公開例会・本寺小路活性化シンポジウムを開き、基調講演やパネルディスカッションを行った。

6日開かれた本寺小路活性化シンポジウムのパネラー

6日開かれた本寺小路活性化シンポジウムのパネラー

日本でも有数の繁華街だった三条市の『本寺小路』をふるさとの文化遺産としてとらえ、その歴史をひもといて今後のあるべき姿を提案し、本寺小路からふるさとの活性化を考える機会にしようと開いた。

JCメンバーをはじめ飲食店関係者、一般市民ら約150人が参加。羽賀吉昭三条市立図書館館長を講師に「本寺小路の歴史をひもとく」のテーマで基調講演のあと、「本寺小路の活性化を考える」をテーマにパネルディスカッションを行った。

本堂の畳に座って聴講

本堂の畳に座って聴講

パネルディスカッションは、渡辺理事長をコーディネーターに羽賀館長、渡辺勝利三条商工会議所会頭、本田芳久本寺小路元気プロジェクト会長、三条芸妓置屋協同組合の日吉のさん、松ひろさん、由吉さんの3人の計6人がパネリストに行った。

昔の祭りのようなにぎわいだった本寺小路から、客足が減って今は客引きが目立つようになり、なぜ変わったかを聞き、活性化の手法を考えた。

大きく変わってしまった本寺小路

大きく変わってしまった本寺小路

最近の本寺小路は、会場のメンバーから、10年前と比べても「飲みにいこう!」と本寺小路に来ることがなく、会合など理由付けがないと来なくなったという声があった。

本寺小路が変わった理由についてパネリストは、「昔は上司の悪口を言いながら飲む酒がおいしかった」と会社帰りに飲むことが多かったが、車社会になって飲んで帰られなくなった。世代の変化に町の変化が対応できず、各店の努力も必要との意見があった。

また、会場の年配の女性が手を上げ、「昔のように芸者さんが三味線を持って歩いているところが見たい。会議所がバックアップして新潟のように月給制でもいいから、三条にこういう文化があるんだということを知ってほしい」、「お座敷の文化をなくさないでほしい」と求める声も。参加した人たちは、三条市民、客、店などそれぞれの立場でパネリストの話を真剣に聞いていた。