加茂JCが加茂松坂の踊りの練習会と新しい加茂松坂の提案をプレゼン(2005.6.14)

加茂青年会議所（高橋宏明理事長・会員49人）は、13日午後7時から加茂市産業センターで「踊ってみませんか！加茂松坂＆新しい加茂松坂」をテーマに6月例会アワーを開き、加茂の伝統芸能「加茂松坂」の踊りの練習会を開くとともに、新しい演出方法などの提案をプレゼンテーションした。

13日行われた加茂青年会議所の「踊ってみませんか！加茂松坂＆新しい加茂松坂」で「加茂松坂」を練習する大学生ら

同青年会議所メンバーはじめ市内の新潟経営大学、新潟中央短期大学の学生や市民ら150人余りが参加。練習会では、加茂松坂協会の会員が足型から手の動きまで1時間ほど指導した。

明かりや音の演出でキツネの後面をつけた踊り

プレゼンテーションでは、同青年会議所の小京都創造委員会が小京都を演出する企画「加茂松坂幻燈演舞」と題した主に3つの提案を発表した。

踊りを小さな灯ろうの明かりや音で演出する方法、後頭部にキツネの面をつけて表裏一体となって踊る後面（うしろめん）での演出、そして、よさこいや現代音楽とのコラボレーションの3つ。

よさこいの披露

よさこいや現代音楽とのコラボレーションでは、加茂市勤労青少年ホームのよさこいクラブ「あってね～」の踊りや指導の協力で、制作中の新しい「加茂松坂」の一部を披露した。ダンスミュージック風の曲調で、青年会議所メンバーと「あってね～」会員が踊る斬新な「加茂松坂」に、参加者らは拍手を贈っていた。

同青年会議所では、地域の伝統や文化を生かして新しいものを創造し、町づくりにつなげようと今回は「加茂松坂」を取り上げた。新しい「加茂松坂」は、9月の同青年会議所のイベントで発表する計画だ。