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信濃川下流の河川災害復旧等関連緊急事業の説明会始まる(2005.6.17)

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国土交通省北陸地方整備局信濃川下流河川事務所と三条市は16日、三条市井戸場、井戸場公民館で7・13水害による五十嵐川や刈谷田川の改修に伴う信濃川下流の河川災害復旧等関連緊急事業の説明会を開いた。

16日、井戸場公民館で信濃川下流の河川災害復旧等関連緊急事業の説明会

16日、井戸場公民館で信濃川下流の河川災害復旧等関連緊急事業の説明会

刈谷田川、五十嵐川は、7・13水害に伴う災害復旧や改良復旧の工事で流量が増えるため、両河川の水が流れ込む信濃川本線は、今の堤防では決壊や溢水(いっすい)の危険が増す。

それに対応する堤防を築くのが、信濃川下流の河川災害復旧等関連緊急事業。刈谷田川合流点付近の1.8kmと三条市の五十嵐川合流点付近から下流32.4kmの区間の両岸で緊急的、集中的な築堤など治水対策を行う。事業は5年間で事業費は386億円。

今の大島頭首工付近の堤防の様子

今の大島頭首工付近の堤防の様子

説明会は同事業の対象となる地域の住民の理解、協力を得るのが目的で、16日の井戸場公民館の説明会では、大島頭首工から五反田橋までの築堤について説明したもので、付近住民や河川敷を果樹畑などに借りる占用者など50人余りが出席した。

説明では、信濃川左岸の堤防上の市道や県道はそのままに、川側に盛り土して幅7mの新たな堤防を造り、天板を今より1.5mほど高くする。それに伴って堤防上の道路と堤外地を結ぶ坂道を付け替え、ちょうど旧三条競馬場駐車場付近の堤防のような形になる。

信濃川下流標準断面図

そのため、場所によっては今の堤防の斜面の下から堤防が広がる分、2、30mの占用地の占用解除に協力を求め、年内を目標に了解を得て補償契約などの手続きを行い、平成18年4月から工事を始めたいとした。

同区間の河川敷は果樹畑が多く、果樹棚や果樹は占用者で撤去してほしいとの説明に、「ナシ畑の50年も60年もたった木を切るのは大変だ」と話す出席者もいた。

また、出席者から新しい堤防の上を車が通られないかとの質問があったが、洪水時の水防活動のため川側にガードレールをつけられず、車が転落する危険もあり、好ましくないと答えた。

説明会はこのあとも関係地区で順に開き、次回は2週間くらいあとに対岸地区で開く計画だ。