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故古寺元三条市助役の香典返しに三条市に100万円寄付(2005.7.4)

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5月14日に病気で夫の故古寺秀夫元三条市助役の妻光代さん(71)=三条市西大崎2=は4日、香典返しとして三条市の社会福祉に役立ててほしいと100万円を寄付した。

左から故古寺元三条市助役の弟の馬場勇一さん、妻の古寺光代さん、高橋三条市長

左から故古寺元三条市助役の弟の馬場勇一さん、妻の古寺光代さん、高橋三条市長

午前9時に光代さんと光代さんの弟で葬儀委員長を務めた馬場勇一さん(69)=三条市横町1=の2人が市役所を訪れ、高橋一夫市長に100万円を包んだのし袋を手渡した。

古寺元助役は、昭和59年3月から平成3年9月まで旧三条市の収入役、同9月から内山裕一旧三条市長のもとで平成7年4月まで助役を務めたあと、同12月から平成15年11月まで三条市社会福祉協議会会長を務めた。

16年3月に体調を崩し、済生会三条病院に入退院を繰り返したが、ことし5月14日に急性心不全で亡くなった。76歳だった。

光代さんの話では、古寺さんは助役や社会福祉協議会会長時代に寄付を受けとる立場だったが、自身が亡くなったときには、「おれも寄付をして、広く有効に使ってもらいたい」と常々、言っていたと話していた。

三条市は、寄付金を社会福祉基金に積み立てて、今後の社会福祉事業等の財源に充てる。同基金の残高は、今回の寄付を含めて3億5530万0418円。