22日、三条市内33小中学校すべてで1学期の終業式(2005.7.22)

三条市内33小中学校すべては22日、そろって1学期の終業式を行い、翌23日から8月31日まで曜日の関係で例年より2日長い夏休みに一斉に入る。

22日行われた三条市条南小学校の1学期の終業式

5月に合併した三条市は、旧三条市の22小中学校に旧栄、旧下田の小中学校を加えて、全体で小学校24、中学校9の計33校。

終業式であいさつする丸山校長

昨年は7・13水害で旧三条市の嵐南地区の学校施設も被害を受け、7小中学校で水害による臨時休校を行っていたことから1学期の終業式を市内そろって行うことができなかった。また、嵐北地区でも避難所になっていて体育館を使えない学校もあった。

昨年は水害以後、8月6日が初めての登校日だった三条市立条南小学校（丸山修校長・児童371人）では、小雨が降るなか午前8時20分から体育館で終業式を行った。

丸山校長は児童に「73日間の1学期が終わります。昨年と違って、この体育館で、ふつうに1学期を終えることができて、とてもうれしいです」。

校内の廊下に張った7・13水害で床上浸水155cmのしるし

また、夏休みは交通事故や水の事故に注意し、規則正しい生活でふだんできないことをたくさんしてほしいと述べ、「9月1日の始業式には、日焼けした皆さんの元気な顔に会えることを期待しています」と話していた。