三条市収入役への旧十日町市助役関口芳史氏の選任に市議会同意(2005.7.25)

三条市議会第2回定例会最終日の25日、高橋一夫市長が空席だった収入役に旧十日町市の前助役関口芳史氏(46)の選任について提案し、議会の同意を受けて、関口氏の就任が決まった。

25日開かれた三条市議会第2回定例会最終日で三条市収入役への旧十日町市助役関口芳史氏の選任を起立多数で可決

午前10時に開会し、高橋市長が収入役の選任についてを追加議案として提案。西沢慶一市議が、新三条市に適任者はいなかったのか、また、提案のいきさつや経過を質問し、9月定例会まで順に道を踏んで理解と納得のいく形で提案してほしいと提案を取り下げを求めた。

三条市収入役に就任してあいさつする関口氏

高橋市長は、いきさつについて説明し、旧十日町市の前市長が病気の見舞いに来てくれたときに、収入役が決められなかったことを話し、前市長から関口氏を紹介された。関口氏に数回会って「この人以外にないなと思った」と述べた。

また、新三条市でも人選したが引き受け手がなかった。さらに、「9月まで待っても関口さん以上の人材を見つけることは、わたしにはできない。ですから撤回はしません」と突っぱね、採決では西沢市議ら4、5人の市議が退席したが、起立多数で同意した。

新三条市の収入役に就任した関口氏は「合併新市の収入役ということで身の引き締まる思い」とゆっくりかみしめるように話し、「三条の皆さまにかわいがっていただけるように頑張りますので、よろしくお願いいたします」とあいさつした。

左から関口収入役、佐藤助役、高橋市長とそろった新三条市の三役