「はしの日」の4日、三条地区食品衛生協会三条支部がはし供養祭(2005.8.4)

ごろ合わせで「はしの日」の8月4日、三条地区食品衛生協会三条支部（茂野和雄支部長）は、午前10時半から三条市・八幡宮（藤崎重康宮司）で2年ぶりとなるはし供養祭を行い、参拝の市民でにぎわった。

「はしの日」の8月4日行われた三条地区食品衛生協会三条支部のはし供養祭ではしを焼納する市民

同支部役員約30人のほかに市民も参列。拝殿で神事を行ってから境内に設置した神火で支部員らが持ち寄った使用済みのはし約3,000膳、6,000本を焼納し、それに市民も続いた。

無料サービスのかき氷、焼きそば、水風船

参加した市民へのサービスとして、今回も焼きそば650食とかき氷600食、子どもには水風船の無料サービスした。午前11時で気温は33.1度（三条市消防本部観測）のうだるような暑さのなか、訪れた市民はサービスに列をつくって順番を待っていた。

はし供養祭は昭和50年に民俗学研究者が「はしを正しく使おう」と提案して始まり、東京・日枝神社の箸（はし）感謝祭が有名。三条ではその3年後の昭和53年、当時の三条割烹組合（今の三条総合飲食サービス業部会）の有志が、はし供養祭を行ったのが始まりで、翌年から三条地区食品衛生協会三条支部の主催で毎年行っているが、昨年は7・13水害で中止。ことしは2年ぶりの開催だった。