新市誕生第1回の三条夏まつりは5日、ふれ太鼓が開幕を告げる(2005.8.5)

5、6、7の3日間の「祝新市誕生・第1回三条夏まつり」は5日、地元小学生がふれ太鼓の演奏をして旧三条市内を回り、2年ぶりの夏まつりの幕開きを告げた。

5日、三条市厚生福祉会館で行われた三条夏まつりの開幕を告げる小学校児童によるふれ太鼓

三条夏まつりは、昨年は7・13水害の影響で中止、ことしは5月に旧三条、下田、栄の3市町村が合併して新三条市が誕生したことからカウントをリセット、第1回として2年ぶりに開いている。

ふれ太鼓はことしも南小、一ノ木戸小、四日町小の児童で、合わせて78人。午後1時半から三条市厚生福祉会館駐車場で、学校ごとに『三条凧ばやし』を演奏したあと、3台のトラックを仕立てた山車（だし）に乗って、市内を3コースに分かれて巡回、それぞれスーパーやホームセンターなど数カ所で演奏した。

午後1時は32.6度（三条市消防本部観測）の猛暑。三条市厚生福祉会館では、各小学校の名入りのはっぴに豆絞りの児童たちが、演奏を始める前にそれぞれが「中止だった去年の分まで一生懸命頑張ります」とあいさつし、顔を真っ赤にして樽太鼓や笛の伴奏で、歌ったり、踊ったりした。

「やーれ、やーれ、やーれ」のはやしが聞こえると近所の人たちも集まり、付き添いの保護者らと見学。流れる汗をタオルでふきながら、児童の熱演に拍手を贈っていた。&f

続いて、この日は一ノ木戸商店街から中央商店街通りを会場に午後6時半から「凧と凧ばやし踊りパレード」、7時40分から「市民民謡踊り流し」。翌6日は、午後5時ころから各商店街の夜店市や7時からの三条夏御輿。最終日7日は午後5時から中央商店街通りで「Vivaスーパーよさこい宣言！VSマツケンサンバinSanjo」、7時半から旧三条競馬場提外地で打ち上げる「大花火大会」と続く。