墓参りを前に12日、三条の盆市にぎわう(2005.8.12)

13日の盆の墓参りを前に12日、三条市ではJR北三条駅西側の三条中央市場で恒例の盆市を開き、早朝から盆花や供物などを買い求める客でにぎわった。

盆用品を買い求める市民でにぎわった12日の盆市

開始の午前5時ころから大勢の買い物客でにぎわい、7時前ころに降った通り雨でいったんは客足は減ったが、雨がやむと再び人が増え、弥彦線高架下などは、人にぶつからずに歩くのがやっと。

この日は、ふだんの定期露天市での出店より40余り多い、157の露店が並んだ。夏休みで、花や野菜を売る農家の店では、「いらっしゃ～い」とおばあちゃんの手伝いをする小学生も目に付いた。

ハスやケイトウなど色とりどりの盆花や、宗派によって設ける盆棚や墓に飾る直径4、5センチの白や赤のナス、カボチャ、ナシ、ホオズキなどを売る店は盆市ならでは。買い物客は、目当ての店に並んで買い物を済ませると、新聞紙にくるんだ盆花やブドウやモモなどの入ったビニール袋を手に足早に帰っていった。

13日は午前5時から盆花の市を開き、花を中心に果物なども販売する50余りの店が出店する。