合併で規模拡大の三条市展が開幕、19日まで市民の鑑賞の目を待つ(2005.10.15)

三条市と三条市教育委員会は、15日午前9時から三条市体育文化センターで第1回三条市美術展（市展）の開場式を行った。旧三条、栄、下田の3市町村が三条市として合併して初めての市展で、19日まで5日間、市民の美術の祭典が幕開きした。

15日幕開きした第1回三条市美術展

開場式には、市展運営委員や一般出品者など約70人が列席。会場入り口前で高橋一夫三条市長、中條耕二市展運営委員会委員長ら6人が紅白のテープにはさみを入れて開場。参列者は審査員や制作者などの解説を聞き、ゆっくりと作品を鑑賞した。

開場式のテープカット、左から中條耕二市展運営委員長、佐藤佐久一市議会総務文教委員長、高橋市長、久住久俊市議会議長、日本画部門審査員の関登美恵さん、梨本清一教育委員長

会場には日本画、洋画、彫刻、工芸、書道、写真の6部門に応募のあった337点と、審査員出品6、顧問出品1、特別出品12、運営委員出品18の合計374点を展示している。

顧問出品は工芸で、6月に亡くなった三条市名誉市民の故鶴巻三郎さんの「対話」を展示している。最終日19日は午後3時半まで、それ以外は毎日午前9時から午後6時まで開いている。入場は無料。