信濃川大河津資料館で友の会展覧会、22日は発表会と音楽会も(2005.10.21)

分水町・信濃川大河津資料館（五百川清館長）は、15日から11月6日まで「友の会展覧会」を開いており、同資料館友の会会員が制作した絵画や写真を展示。22日は作品解説や三条市の声楽家滝沢亮子さん出演の音楽会も行うので、大勢の来場を呼びかけている。

友の会展覧会と22日のイベントのポスター

友の会は、同資料館の運営や活動を支援、協力するボランティア組織で、会員は約280人。展覧会を開くのは昨年に続いて2回目で、会員が制作した絵画、写真、俳句、工芸など50点余りを展示している。

この展覧会にあわせて22日は、午前10時から正午まで「川と河の物語発表会」、午前10時半から午後3時半まで「川と河の音楽会」を開き、「川と河の物語発表会」では、会員が身近な川への思いの発表、展示作品の解説などを行う。

「川と河の音楽会」は、第1部で川にちなんだ曲を会員などが歌や大正琴で演奏。第2部で三条市に住む音楽家、声楽の滝沢亮子さん（ソプラノ）とピアノの浅野加歩理さんが各国の川にちなんだ曲を演奏する。

第2部に出演する滝沢さんは、武蔵野音楽大学教育学科を卒業、「道のつどいコンサート」実行委員長や紫苑コーラスピアニスト、新潟中央短期大学非常勤講師などを務める。

いずれも、入場は無料。同資料館近くには、13日ころから数羽のハクチョウが飛来しており、時間帯によっては芸術の秋といっしょに冬の使者も楽しめる。問い合わせは同資料館（電話：0256-97-2195）へ。