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25日まで燕市産業史料館でガラスが溶け合う「深沢泉 フュージングガラス展」(2005.12.17)

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燕市産業史料館では、16日から25日まで「深沢泉 フュージングガラス展」を開き、村上市に住む若手女性ガラス工芸作家、深沢泉さん(29)が制作した額装やテーブルウエアなどの作品を展示している。

燕市産業史料館の「深沢泉 フュージングガラス展」で作品を展示する深沢さん

燕市産業史料館の「深沢泉 フュージングガラス展」で作品を展示する深沢さん

深沢さんにとっては初めての個展。フュージングは、色ガラスを組み合わせて焼成窯で800度前後まで温度を上げ、ガラスを融合させる技法で、その技法で制作した額装の作品や皿や鉢、照明など21点を展示している。

Dorothy【ドロシー】

Dorothy【ドロシー】

Dorothy 縄文の旅

Dorothy 縄文の旅

赤、黄、オレンジ、青などさまざまな色ガラスを組み合わせた『mosaic【モザイク】』シリーズをはじめ、タコの染色体をオレンジや黄色にブルーや白の水玉でイメージした『ドロシー』シリーズ、陶器のようなマットな質感に鮮やかな色合いの 「テーブルウェア【赤い鉢】」など、一般的なガラスのイメージとは違った温かみのある楽しくポップな色使いの作品が並ぶ。

深沢さんは、東京・女子美術短期大学で木材工芸を学んだ後、東京ガラス工芸研究所で1年間、ガラス工芸を学んだ。吹きガラスやバーナーワークといった技法も身につけ、「ガラスを続けていくにはどうしたらいいのか」と悩みながらも、さらに、3年ほどオーストラリアでガラスの勉強を続けた。

2000年に帰国、新潟市内のガラス教室に所属して作品作りをしていてドイツのフュージング工芸の大家、クラウス・モイエさんの作品と出会って衝撃を受け、2年ほど前から本格的にフュージングガラスの制作を手がけている。

19日が休館のほかは、毎日午前9時から午後4時半まで開館、入場料はおとお300円、子ども100円。土、日曜と祝日は燕市内の小中学生は無料。会期中の土、日曜と23日の午後は深沢さんが来場している。