三条市青少年育成センターのパトロール車に青色回転灯を装着(2006.2.10)

登下校中に子どもが巻き込まれる事件が多発していることから、三条市青少年育成センターでは通学路のパトロールをする同センターの車1台に青色回転灯を装着し、9日午後3時から同センターでその出発式を行った。

9日行われた青色回転灯の三条市青少年育成センターを装着したパトロール車の出発式

三条市内でも不審者情報が増えており、同センターでは青少年指導委員89人が交代で毎日、車で下校時間帯に市内の通学路のパトロールを行っているが、さらに犯罪の抑止や防止につながればと、遠くからでも目立つ青色回転灯を設置した。流線型のマグネット脱着式で1個17,000円。

パトロール車が装着する青色回転灯

猪股三条署長から青少年指導委員にパトロール証を交付

回転灯の装備は、緊急自動車及び道路維持作業用自動車にしか認められていなかったが、平成16年の規制緩和で自主防犯パトロールの車でも実績や計画を申請し、警察や国土交通省などの許可を得て青色回転灯を装着できるようになり、同センターも申請、許可を得た。

出発式には、松永悦夫市教育長、猪俣良二三条署長、青少年指導委員など15人余りが出席。猪俣署長はあいさつで、県内の青色回転灯の装着は、11市の43台が運用、1市で16台に装着するところもあり、三条署管内の装着車の増加を望むとともに、「地域の方の活動が、住んでいる人には心強いこと。1人より、2人とより多くの人に活動に参加していただきたい」と防犯活動に協力を求めた。

このあと猪俣署長から出発する青少年指導委員3人にパトロールの時に携帯してもらうパトロール証を交付した。