角利産業、初めての「KAKURIオフィスソリューションフェア」(2006.3.18)

角利産業(株)＝加藤敏敦社長・三条市東本成寺3＝は17日、三条商工会議所で「KAKURIオフィスソリューションフェア」を開き、企業向けのオフィス用品を中心に展示販売した。

17日開かれた角利産業の「KAKURIオフィスソリューションフェア」

通信販売「アスクル」、SOHOやスクール向けのオフィス家具「Garage」、プラス、コクヨ、オカムラ、ライオンなど、さまざまなメーカーのオフィス用品を取り扱う同社のオフィス・ソリューション事業部初の展示会として開いた。

梅原力アスクル(株)執行役員を講師に特別講演会

オフィス用品のほかにも杖立のついた福祉用のいすやテーブルなどの介護用品、防災用品、アウトドア用品など11メーカーが出展した。

県央地域でオフィス用品の展示会は珍しく、あまりふれる機会のない高級オフィスチェアやプロジェクター、シュレッダー、液晶テレビ、コピー機などの機能や操作をじかに確かめられ、当日限りの特価販売もあって10万円以上する商品の売れ行きも好調だった。

あわせて梅原力アスクル(株)執行役員を講師に同社の成長戦略をテーマにした特別講演会も開き、三条、燕のビジネスマンを中心に約120人が聴講した。

加藤社長の話では、会場ではオフィスの改造の相談も数件あったと言い、求職率と景気の向上に伴うオフィス関連の商品の需要増に期待。同社が複数のオフィス用品メーカーと取引があることをさらに周知し、認知度を広める考えで、同様のフェアを毎年恒例にする計画だ。