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三条市、31日付け退職の20人に辞令を交付(2006.3.31)

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三条市は、31日午前9時から市役所三条庁舎で平成17年度退職者辞令交付式を行い、31日付で退職する20人に辞令を交付した。

31日行われた三条市の退職者辞令交付式であいさつする堀内消防長

31日行われた三条市の退職者辞令交付式であいさつする堀内消防長

退職者は定年10人、普通7人、国・県との人事交流など3人の内訳。例年は30人余りが退職しており、ことしは少なめ。定年退職では、採用年度はまちまちだが、最も勤続年数が長い人で昭和40年採用の41年間だった。

辞令交付式には、和服で出席の退職者もあり、職員ら170人余りが出席。高橋一夫三条市長は退職者一人ひとりに「ご苦労様でした」と声をかけて辞令書と花束を手渡し、退職者は職員の方に向き直って「長い間、大変お世話になりました」、「三条市の発展を願っています」などと頭を下げて感謝の言葉を述べた。

高橋市長はあいさつのなかで、国との人事交流で平成15年に総務省から三条市に着任した國定勇人総合政策部長に、合併の電算システム統合、一昨年の7・13水害の対応やそれに続く災害復興での活躍に感謝した。「雪国越後としてあなたを贈るのにふさわしく、きょうは雪を降らせた」とも話し、人事交流を超えて三条市で大きな存在感を示した貢献に讃辞を贈った。

職員の拍手に送られて退場する退職者

職員の拍手に送られて退場する退職者

また、市民に尽くした退職者全員に市民を代表して礼を述べた。7・13水害の対応では自分や家族を差しおいて市民のためにと一生懸命だっったことは「わたしのこれからの人生のなかでも、三条市の市役所や公務員の人たちを思ったときに、忘れることのできない強烈な印象」。「公務員にふさわしい皆さん」でああり、退職後も「市民と市役所の大きな橋渡しの役割を」と期待した。

退職者を代表して堀内俊夫消防長があいさつし、4年間の消防長職の後半の2年間は、7・13水害、中越地震、豪雪と災害が続いたことにふれ、7・13水害では大勢の方が被害に遭い、三条市で9人が犠牲になったことに「心の痛む思い」とし、最後に「本当に長い間、ありがとうございました」と結んだ。

退職者は、涙をふいたり、涙をこらえるように口を固く結んで上を向いたりしていた。閉式すると、職員の拍手に贈られて退場した。

来年から団塊世代の大量退職が始まり、来年、定年退職を迎えるのは28人だが、平成23年には65人、26年に66人と大きなピークを迎える。