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真冬並みの寒波で31日朝の三条市は雪景色で(2006.3.31)

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三条市では30日から雪が降ったりやんだりで、3月最後の31日の朝、市街地はうっすらと雪が積もった。

31日午前5時49分、雪でかすむJR燕三条駅

31日午前5時49分、雪でかすむJR燕三条駅

明け方、景色がかすむほど強く雪が降ることもあった。道路に降った雪はシャーベット状になっていたが、畑はパウダーシュガーをまぶしたように雪の間から所々、霜降りのように土がのぞいた。

地熱の伝わらない橋の上では雪が積もっていることも予想され、すでに普通タイヤに変えた車も多いだけに、余裕をもって早めに出社した方が良さそうだ。

31日午前5時15分の新潟地方気象台の発表では、北海道付近の発達した低気圧が、31日朝には三陸沖に南下し、一時的に冬型の気圧配置が強まる。さらに、県内の上空約5,000メートルには31日朝のうちにかけてマイナス30度以下の寒気が入るため、山沿いを中心に雪となるところがある見込みだ。

しかし、季節はずれの真冬並みの寒波も31日までのよう。翌1日から4月、卯月。4月とともに春の陽気を取り戻しそうだ。