三条まつり2日目の八幡宮春季例大祭の神事と傘鉾人形コンクール(2006.5.15)

14日始まった三条まつりは続く15日、午前10時から八幡宮（藤崎重康宮司）で春季例大祭の神事が行われた。また、境内では傘鉾（かさぼこ）人形コンクールが行われ、旧鍛冶町と田町かさぼこ会出品の2基がそれぞれ金賞を受賞した。

15日行われた八幡宮春季例大祭神事

15日は青空が広がり、午前10時の気温は18.6度（三条市消防本部観測）のさわやかな陽気。神事には、拝殿に氏子総代ら20人余りが参列し、笛や太鼓の奏楽のなか、藤崎宮司が本殿から御霊（みたま）を取り出し、このあとの大名行列に加わる2基の神輿（みこし）に納めた。

傘鉾人形コンクール

午前10時半から境内で行われた傘鉾人形コンクールには、自治会や商店街などでざるやたわしなど家庭用品で作った世相を風刺する傘鉾13基が並んだ。

ことしは、トリノ五輪のフィギアスケート金メダリストの荒川静香選手の「イナバウアー」を題材にした作品が多く、ほかには昨年の合併や市政への期待を寄せる作品もあった。

金賞は旧鍛冶町の「めざせ！市政の金メダル」と田町かさぼこ会の「ディスカバー三条」の2基に決まった。「めざせ！市政の金メダル」は、げたスケート靴を履いた荒川選手、「ディスカバー三条」は、旧三条の鯛車と旧下田のカモシカ、旧栄の芝地鶏をそれぞれ家庭用品で工夫を凝らした作品。各賞と出品者、テーマ、得点は次の通り。

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