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長野県の大雨による災害で県央地域の市や消防で情報収集や応援出動要請の備え始める(2006.7.20)

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長野県を中心に土砂災害などを引き起こしている記録的な大雨の影響で、県央地域でも被害状況の情報収集や応援要請に対応する準備を進めている。

信濃川と五十嵐川の合流点、左から右へ流れる信濃川の水は茶、手前から流れ込む五十嵐川の水は青と、くっきり2色に分かれた

信濃川と五十嵐川の合流点、左から右へ流れる信濃川の水は茶、手前から流れ込む五十嵐川の水は青と、くっきり2色に分かれた(20日午前10時32分撮影)

7・13水害で県内はもちろん、全国から大きな支援を受けた三条市では20日、被害状況の確認などを行うとともに、状況にあわせて対応方法を検討することにしている。

燕市では、前日から信濃川の大河津分水の水位の上昇で、分水庁舎の土木課で警戒体制をとり、上流部も含めて情報収集を行っている。

三条市消防本部でもテレビやインターネットを活用して情報を収集。7・13水害のときに全国から駆けつけた緊急消防援助隊は、災害のあった県が国に要請し、国から全国の都道府県に派遣要請し、さらに各消防本部へと要請されたが、今回の大雨では、20日午前中までに同消防本部に要請は届いてない。

旧三条地域消防本部時代も含めて同消防本部が過去に緊急援助隊として他県に出動したのは、14人の死者を出した平成8年12月の長野県小谷村と新潟県糸魚川市の蒲原沢土石流災害のときだけ。新潟県中越地震では、県内の消防応援協定に従って出動した。

燕・弥彦総合事務組合消防本部でも、同様に情報収集などを行っており、応援要請があれば、いつでも出られるようにしている。

長野県から流れる信濃川の水は、洪水時は燕市の大河津分水から日本海に流すようにしており、今回も三条市内など下流で、警戒体制をとるような大きな水位上昇はみられなかった。

しかし、20日は青空が広がったが、川の水は茶色く濁り、上流部での大雨を象徴。三条市本町6地内の五十嵐川との合流点では、五十嵐川の緑色がかった水と茶色く濁った水とで川の色が2色になっていた。