三条市三柳で毎週土曜に朝市「地元ばあちゃんの野菜なじらね」(2006.7.28)

三条市三柳地区の地元農家のお母さんたちを中心とする三柳女性カラオケクラブは、毎週土曜の午前7時から三柳ふれあいセンター前で「三柳“朝市”」を開いており、新鮮で安心な地元の朝採り野菜を販売している。

三柳女性カラオケクラブが毎週土曜に三柳ふれあいセンターで開いている朝市

同クラブは、地元の6、70歳代の女性約20人が会員。週2回、同センターでカラオケを楽しむうちに、クラブで朝市を開こうとなり、昨年から6、7人で朝市を始めた。

三柳ふれあいセンター前で孫と一緒に

ことしも6月17日から11月まで、土曜の午前7時から8時半ころまで同センターの前で店開きし、会員が生産した野菜をはじめ、花や漬け物、会員が作った手芸品も販売している。

6月のオープンのときは、「地元ばあちゃんの野菜なじらね」のキャッチコピーで、地区内にちらしを配布した。開催日には、国道403号線の同センター入口付近にのぼりを立ててPRし、地元の若い主婦のほか、地区外から買い物に訪れる人もいる。

今はキュウリ、ナス、エダマメ、トマト、ジャガイモ、キャベツ、ネギ、ニンニクなどが並ぶ。値段も1山100円から200円ていどで、安さも“売り”。もうけよりも、自分が作ったものを消費者の顔を見て売るのが楽しい。

会員手作りの手まりも販売

売り上げで孫にソフトクリームを買ってやることが楽しみと話す人もいて、「みんな仲良く、“あはは、あはは”ゆうてやってます」と笑う。

三柳朝市は、国道403号線を三条から加茂方向に向かい、井栗小学校を過ぎてから2つ目の信号を右折する。墓参り前日の8月12日は盆花の販売も行う。