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25年間、三条駅前交番に花を生けるボランティアを続けた曽我さんに三条署が感謝状(2006.8.17)

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三条署(猪股良二署長)は17日、ボランティアで25年間、JR三条駅前の交番に花を生けて環境美化に努めたとして、着付け講師の曽我よし枝さん(56)=三条市南四日町4=に感謝状を贈った。

猪股三条署長から感謝状を受ける曽我さん(右)

猪股三条署長から感謝状を受ける曽我さん(右)

曽我さんは午前10時半に三条署を訪れた。猪股署長は感謝状を読み上げて曽我さんに手渡し、「地域の人に支えてもらい交番は成り立っていくもので、励みになる。そういう人たちがいるということが私たちの支え」と、長い間の曽我さんの支援に感謝し、礼を述べた。

曽我さんは京都府出身。25年前に夫の転勤で三条市に移り住んだ。何かも初めての三条市で、自宅そばの三条条駅前交番で道などを尋ると、警察官に親切に対応してもらった。

その礼にと交番に花を生けたのが始まりだった。以来、週1回、同交番に季節の花を生けに訪れてすでに25年。しかし、再び夫の転勤などで20日に京都に引っ越すことになり、交番への出張生け花のボランティアもいわば卒業となった。

この25年間、たくさんの警察官とふれあい、愚痴を聞いてもらうこともあれば、新卒の警察官の悩みを聞くこともあったと言う。異動した警察官から結婚や出産の報告を受けることもあり、「わたしが楽しませてもらいました」と曽我さん。「京都でも、近くの交番でやり始めると思う」と話し、場所は変わっても交番へのボランティアはやめられそうにない。

一昨年の7・13水害では曽我さんも大きな被害を受けたが、三条で過ごした間、いやなことはひとつもなかったとも。「三条は、人の心のわかるいい人がいっぱいいる。ほんとは出たくないんです」と、間もなく別れを告げる三条市に名残惜しそうだった。