三条凧合戦写真コンテスト最高賞は2年連続で石橋さん(2006.9.14)

三条凧協会（早川喜志郎会長）は14日、三条市中央公民館で第24回越後三条凧合戦写真コンテストの表彰式を行った。2年連続で最高賞の推薦に輝いた三条市新光町、石橋紀男さんの作品をはじめ、入賞作品は17日まで同公民館に展示している。

14日行われた第24回越後三条凧合戦写真コンテストの表彰式で表彰を受ける推薦の石橋さん

毎年6月に行っている三条凧（いか）合戦を撮影した写真のコンテンスト。ことしは7月31日までに昨年より9点多い67点の応募があり、日本写真協会正会員の高松利信さんの審査で、最高賞の推薦1点をはじめ、特選2点、準特選5点、入選15点を決めた。

推薦・石橋さんの「技師の願い」

推薦に決まった石橋さんの作品は「技師の願い」。高松審査員は「大胆に近寄って揚げ師の表情をとらえた構図が見事。凧を引く強さを感じさせる、白い革手袋に視線が引き寄せられます。力強さがよく表現されたカメラアングルに技量がありました」と寸評を寄せている。

特選は、三条市西四日町1、吉川一重さんの「業師」と同曲渕3、新飯田茂雄さんの「名コンビ」が受賞。表彰式には7人が出席し、早川会長から受賞者に賞状や賞金を贈った。

入賞作品は17日まで同公民館で展示。あわせて色紙の歴代組凧60枚、明治時代から昨年9月に旧三条競馬場跡地で行われた全国紙鳶揚げ大会までの合戦などの写真162枚、昭和15年から平成18年までの三条凧合戦のポスターも展示している。展示は午前9時から午後8時まで、最終日17日は午後5時まで。入場無料。


特選・吉川さんの「業師」	特選・新飯田さんの「名コンビ」