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燕市の飛燕夏まつり、吉田まつり、分水まつりの3地区の夏まつりの協賛会は16日、平成18年度燕市夏まつりフォトコンテスト表彰式を行い、最優秀賞の三条市西潟、公務員早川恭弘さん(39)の「乱舞〜若い力〜」をはじめ、入賞者を表彰した。
合併前の昨年まで10回続いた飛燕夏まつりフォトコンテストを新市で引き継ぎ、テーマを旧3市町の夏まつりに拡大して初めてのフォトコンテスト。飛燕夏まつり、吉田まつり、分水まつりの3地区の夏まつりで撮影した写真を1人5点以内で8月16日まで募集した。
27人から75点の応募があり、旧二科会本部会員の渡辺収一郎さんと燕市の写真家捧武さんの2人が審査し、最優秀賞1点、捧武賞1点、優秀賞3点、入選10点、佳作17点を決めた。 表彰式では出席した被表彰者22人に賞状や賞品を贈り、最優秀賞の早川さんと捧武賞の三条市西裏館、自営業関根聡さん(53)の2人には、これまでに引き続き、布団店を営む捧武さん製作の組布団を贈った。 最優秀賞の早川さんの作品「乱舞〜若い力〜」は、吉田まつりで行われた夜のよさこいソーランで、いきいきと踊る被写体をとらえた作品。撮影はデジタルカメラを使用し、あえて逆光となる後斜め45度からのレンブランド光を利用し、スローシャッター、ストロボを使っての撮影。捧さんからは「全体の色が何とも言えない。いきいきしている」との総評を受けた。 早川さんは、同フォトコンテストには5年前と今回で2度目の出品で最優秀賞は初受賞だが、3年前に県展賞、昨年は県展奨励賞を受賞している実力の持ち主。早川さんは「目で見て、心の耳で音を感じるような写真を撮りたいといつも考えている」と話し、今回の受賞を喜んでいた。 佳作以上の32作品は、20日まで同ギャラリーで展示し、21日午後から26日まで吉田産業会館、27日午後から10月8日まで道の駅久賀美で展示する。
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