三条市大崎地区の地域コミュニティが設立記念イベントで和太鼓集団、鼓童と交流(2006.9.17)

三条市の大崎地区地域コミュニティ推進委員会（渡辺秀雄会長）は、16日午後5時半から大崎小学校体育館で地域コミュニティ・どんぐりころころ大崎の設立記念イベント「鼓童の交流公演・大崎」を行い、地域の子どもおとなまで約370人が参加して佐渡を拠点に世界で活躍する和太鼓集団、鼓童のメンバーと交流した。

16日行われた地域コミュニティ・どんぐりころころ大崎の設立記念イベント「鼓童の交流公演・大崎」

5月に設立した三条市大崎地区（約4,400世帯）の地域コミュニティ「どんぐりころころ大崎」の活動を広く住民に知ってもらおうと開いた。

鼓童による大太鼓の演奏

体験ワークショップで桶太鼓に挑戦する子どもたち

鼓童からは7人のメンバー参加。太鼓の紹介や踊りを交えて伝承曲やオリジナル曲など7曲を演奏し、後半は体験ワークショップで子どもたちに太鼓をたたいてもらって交流した。

和太鼓の演奏では、体育館の床や壁、空気を揺らすような音が響き渡った。直径1メートルを超える大太鼓の演奏では、足を踏ん張って両腕で力強く連打すると、体で音圧を感じるほどの大迫力。見学する地域の人たちは、世界レベルの和太鼓を体感し、身を乗り出して聴き入っていた。

体験ワークショップでは、会場の20人余りの子どもたちが桶太鼓に挑戦。鼓童の指導で観客も拍手を楽器代わりに共演してプリミティブな打楽器の魅力を共有していた。