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新潟中央短大で「次世代育成支援時代に求められる保育のあり方」テーマに保育研究会(2006.10.4)

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加茂市・新潟中央短期大学(寺川悦男学長)は3日、同大学で第26回保育研究会を開き、「次世代育成支援時代に求められる保育のあり方」のテーマで中央の講師による講演と実技指導を行い、県内の保育士や幼稚園教諭など90人が受講した。

3日、新潟中央短大で開かれた第26回保育研究会の実技指導

3日、新潟中央短大で開かれた第26回保育研究会の実技指導

同大学が幼児教育科を開設した昭和56年から毎年、保育研究会を開いている。大学の役割としての情報発信、リカレント教育の意味からも県内の幼稚園や保育所、一般にも広く参加を呼びかけ、時代に即したテーマで中央の講師による講演と、音楽、造形、体育などを内容に実技指導を行っている。

今回は地元加茂市をはじめ新潟、六日町、糸魚川などの保育所や幼稚園の保育士や教諭、園長、病院関係者など60人、実技には同大学学生30人も参加。午前の講演で総合施設モデル事業評価委員で保育専門誌『遊育』を発行する(株)遊育=東京都港区赤坂=の吉田正幸代表取締役を講師に「認定こども園をどう理解するか〜施設中心から機能中心へ〜」をテーマに聴き、午後から実技指導に移った。

実技指導の講師は、皇太子ご夫妻の長女、愛子さまが通われて話題になった総合児童センター「こどもの城」=東京都渋谷区神宮前=の有福一昭造形事業課長。「素材から考える造形表現」をテーマに、画用紙をくしゃくしゃにした指人形を作ったり、画用紙を円すいや三角すいにして立体的な組み合わせたりの実技を参加者に体験してもらった。

有福課長は、五感を使って素材のもつ色彩や大きさ、手ざわり、重量感などを感じることで造形の世界は広がっていくとし、「従来の見方や経験から生まれる固定的な考えを一度、払しょくして、あらためて素材を見つめ直すことが大切」と述べた。

同大学卒業生で新発田市の保育所で働く佐藤宏美さん(23)は「キットなどを買わなくても、身近にあるものでいろんなものが作れることがわかり、いい刺激になりました」と、さっそく実務でも役立てたいと話していた。