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3日に国上寺で恒例の柴燈大護摩と火渡り祭(2006.11.2)

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燕市国上、雲高山国上寺(山田光哲住職)は3日、同寺で秋季大護摩と火渡り大祭を行い、1年間の煩悩を護摩の火で焼き尽くして参拝者の無病息災や家内安全を祈る。

3日、柴燈大護摩が行われる国上寺講堂

3日、柴燈大護摩が行われる国上寺講堂

午前10時から講堂で護摩をたいて大護摩奉修を行い、正午から詩吟と踊りを奉納、午後1時10分ころから本堂で法楽のあと、僧りょが山伏の姿となって同寺の駐車場脇の朝日山公園までおねり。午後1時半から朝日山公園内に設けた道場で柴燈大護摩(さいとうおおごま)と火渡り祭を行う。

大護摩と火渡り大祭のポスター

大護摩と火渡り大祭のポスター

国上寺本堂と撫木

国上寺本堂と撫木

柴燈大護摩は、野外の道場で柴や薪を高く積んでたく特殊な護摩。五方に五色の紙の幣を立てて注連縄(しめなわ)をまわして神聖な場所とし、中央に護摩壇を作って護摩木を縦横に積み重ね、ヒバやスギで覆う。

修法は山伏問答などの前作法から始まったあと、道場を結界して多くの僧りょが読経を行い炉に火を入れる。参拝者がけがれや病気のところをさすった撫木(なでぎ)も燃やし、導師が修法。火渡りは、その炎がおさまった炭の上を山伏や参拝者が渡り、天下泰平国家安泰の大願から参拝者の心願成就まで祈る。

同寺では江戸時代後期まで柴燈大護摩まで行っていたが、先代の住職が21年前に復活。あわせて火渡り大祭も行うようになった。昭和天皇崩御の年を除いて毎年行い、県内から1,500人から2000人の参拝客が訪れる分水の名物行事として知られるようになっている。。

当日は駐車場の不足が予想されるため、分水地区の国上勤労者体育センターと道の駅「国上」から同寺までの巡回バスを運行する。