決戦の投票日12日に向けて三条市長選挙が5日告示、国定、山井両氏の一騎打ちが確定的(2006.11.4)

高橋一夫前三条市長の辞職に伴う三条市長選挙が5日告示される。総務省を退職した前三条市総合政策部長の国定勇人氏(34)と元三条市議会議員の山井伸泰氏(59)の2人の一騎打ちが確定的で、12日の投票日まで選挙戦が繰り広げられる。

一ノ木戸小学校前の三条市長選挙ポスター掲示場

9月27日の9月例会最終日に高橋前市長が五十嵐川の改修にめどがついたことや気力、体力の限界などを理由に辞表を提出、退職したのに伴って行われる。

高橋前市長の事実上の後継指名を受けて国定氏が立候補を表明、高橋前市長の突然の辞職や後継指名に反発した市議有志の推薦を受けて立候補を決意した山井氏。先の立候補予定者説明会では5組が説明を聞いたが、告示日前日の4日までに選挙管理委員会に立候補の届出書類の事前審査を受けたのはこの2人だけだった。

同選挙は12日投開票で、11月4日現在の選挙人名簿登録者数は、男41,938人、女45,184人の合計87,122人。立候補の届け出の受付は5日午前8時半から午後5時まで、三条市役所三条庁舎で行われる。