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県央地域地場産業振興センターでは、27日まで三条・燕地域リサーチコアで「JIDA デザインミュージアム セレクション Vol.8 新潟展」を開いており、デザイナーが全国から選んだデザイン性や注目度の高い工業製品61点を展示している。
「JID」は、1952年創設のインダストリアル（工業製品）デザイナーでつくる唯一の全国組織、社団法人日本インダストリアルデザイナー協会。同協会は1998年から毎年、その時代に特に記録しておきたいデザイン性の高い商品や注目度の高い商品を選定し、「JIDA デザインミュージアム セレクション」として発表、展示、記録している。 選定商品は、長野県・信州新町のJIDAデザインミュージアム1号館に展示されるほか、巡回展も行われており、新潟県内ではこれが初めての巡回展となる。
新潟展の展示商品は、ことし選定された商品を中心に61点。キッコーマンのしょうゆ卓上びんから、ノート、スピーカー、いす、時計、自動車、航空会社のコーポレートデザインアイテムなどさまざまなジャンルの商品が並んでいる。 県央地域からも今回、初めて選定された(株)マルト長谷川工作所＝三条市土場＝の「マイクロニッパー」と「マイクロラジオペンチ」、加藤金属(株)＝燕市小池工業団地＝のカトラリー「ニューウインザー クニエダヤスエセレクション」を展示している。 また、この新潟展にあわせて22日午後2時から5時まで同所で新潟展開催記念デザインフォーラムを開く。伊奈史朗同協会理事が「JIDAデザインミュージアムセレクション活動とデザイン活用」のテーマで講演したあと、県央地域の選定企業やデザイナー4人をパネリストに「デザイン形成と地域産業の活性化」のテーマでパネルディスカッションを行う。 フォーラムは参加無料、定員は申し込み順で50人。申し込みは、同センター産業支援部デザイン振興課（電話：0256-32-5806）へ。新潟展は、午前10時から午後5時まで。会期中は無休、入場無料。 関連リンク
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