IPU国際会議・ケニア　まきこの帰国報告／第6回：終わりに-(2006.6.14)

同じナイロビでも田舎の方に行けばさらに治安が悪く、政情不安や貧しい地域がたくさんあると聞きました。また、ケニアは比較的、安定して豊かで恵まれていると言われ、隣国のエチオピア、スーダン、ウガンダ、タンザニアの人々はさらに貧しく紛争など多くの危機や困難の中にあると想像できます。

美しく素晴らしい自然に満ちたアフリカの大地。無限の可能性とエネルギーを感じさせるアフリカの人々がなぜこんなにも虐げられ、搾取される立場に追いやられてしまったのでしょうか。

私はたまたま平和な日本に生まれました。豊かで衛生的で文化的な暮らしを享受することを当たり前に思っていました。

先進国に暮らす私たちは、アフリカの大地で今日も明日も失われていく命の重さを忘れてはなりません。私たちの豊かな営みの影には今日も明日も貧しさにあえぐ多くの人々がいることを知らなければなりません。

アフリカの人々が本来もつ無限の可能性を花開かせ、すべての命が大切に守られるために、何ができるのか真剣に考えていきたいと思います。

また、今回、忙しい日程をやりくりしながらフィジー国の団長との昼食会、各国女性議員との懇談会、オーストラリア議員団やインド議員団との食事会など、議員外交を重ね、大変有意義な経験ができました。

さらに現地で活躍する日本の企業やNPO、JICAの方々からケニアにおける日本の役割について意見をお聞きました。このように多くの実りある機会をいただいたことに大変、感謝しています。この経験を今後の国会活動にしっかりと生かして頑張ってまいります。

ケニアで開かれたIPU国際会議に関連した菊田議員に講演を依頼したい人は、菊田まきこ事務所へ。
【菊田まきこ事務所】
〒955-0046 三条市興野三丁目11番1号
電話／0256-35-6066

菊田真紀子

新潟4区選出衆議院議員

【略歴】

昭和44年(1969)

昭和63年(1988)

平成7年(1995)

平成11年(1999)

平成12年(2000)

平成15年(2003)

平成17年(2005)