三条市内33小中学校すべてでそろって3学期の始業式 (2007.1.9)

県内ほとんど小中学校で3学期の始業式が行われた9日、三条市内すべての33小中学校もそろって始業式を行い、年の初めで学年のまとめとなる3学期をスタートした。

9日行われた四日町小学校の始業式で、5年生をステージ前に整列させる広部校長

三条市では前日までの強風は収まり、登校時間には青空ものぞいたが、午前9時の気温は3.1度（三条市消防本部観測）の小雪がちらつく寒さだった。

三条市立四日町小学校（広部隆司校長・児童340人）では、午前9時10分から体育館で始業式を行い、吐く息が白くなる寒さにコートを着た児童も多かった。

ことしの目当てを書き初めで児童に伝える広部校長

児童が声をそろえて「明けましておめでとうございます！」のあいさつで始まり、広部校長は、「こういう目当てを考えました」と児童の前で自ら書き初めした。

立てたベニヤ板に張った紙に『六ねんせいに、「ありがとう」そして、「おめでとう」の気もちをつたえよう』と、ことしの目当てを朱墨で書いて児童に託すと、5年生全員をステージ前に整列させて全校児童と向き合わせた。

広部校長は、「この5年生がことし四日町小学校の新しいリーダーになります」と紹介、最上級生となる5年生の自覚もうながした。そして、5年生には全校児童の代表として6年生に感謝と卒業を祝う気持ちを伝える企画を考えるよう宿題を出し、「いい3学期にしましょう」と締めくくった。

始業式のあとは、各教室で通知表や冬休みの課題提出など学級活動を行い、3時間目で放課となった。翌10日から給食が始まり、通常授業となる。