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特養ホーム「つばめ福寿園」で52人がノロウイルスに感染 (2007.1.27)

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燕市佐渡、特別養護老人ホーム「つばめ福寿園」(岡田健一理事長)でノロウイルス感染が発生し、26日までに入所者と利用者合わせて52人が感染した。

ノロウイルスの感染が広がった「つばめ福寿園」(HPより)

ノロウイルスの感染が広がった「つばめ福寿園」(HPより)

感染したのは、ショートステイ2人を含む入所者38人と職員14人。入所者はすでに半数以上が回復し、職員も1人が休んでいる以外は全員、回復した。22日に肺炎で80代の入所者が死亡したが、主治医によってノロウイルスに感染していなかったことが確認されている。

1月14日に入所者の1人がおう吐したのが始まりで、17日にほかの入所者5人がおう吐や下痢の症状を訴え、感染が広がった。

県から5人以上が感染したら報告するよう指導があったため、17日に三条保健所に連絡、巻保健所から指導や助言を受ける一方、この日からボランティアやショートステイの受け入れを中止した。

ノロウイルスの感染がわかってすぐ、同園に感染症対策委員会を設置して感染の拡大防止に努めたが、職員も感染し、勤務のやりくりで職員の負担が大きくなってきたため、25日には同園を運営する社会福祉法人燕更生福祉会として対策本部を設置し、ほかの施設から職員の応援も手配して支援体制を整えた。

同園では昨年、ノロウイルスに約20人が感染した。ことしは園内の清掃の予算を倍増させ、職員のマスク着用やうがい、手洗いを徹底し、万全の態勢で冬の流行期を迎えた。

おかげで、今冬は県内各地の施設でノロウイルスが猛威をふるうなか、同園では無事に新年を迎えることができた。正月は人の出入りが増えるため、さらに警戒感を強めていたさなかの感染だった。