「立春」4日は前夜遅くからの強風が昼過ぎまで続き、冷え込む (2007.2.4)

春本番の思わせる陽気だったのは3日の日中まで。三条市では3日夜遅くから「立春」の4日昼過ぎまで強風が吹き荒れ、小雪もまじって冬に逆戻りしたような春の始まりだった。

4日夕方の三条市鶴田地内で、雲の切れ間から差した日差しを反射する田んぼの水

三条市消防本部の午後5時までの毎正時の観測では、明け方の最低気温は午前7時の1.6度で、最高は午前1時の4.8度。日中は3度前後で日中の最高は午後3時と4時の3.8度だった。

瞬間最大風速は午前1時の西南西の26.7メートル。降雪は午前8時までの1時間に1センチ未満の0センチを記録しただけだった。

三条市内では市街地の積雪はなく、夕方になって雲の切れ間から差した太陽の光を田んぼに残った水が反射していた。

もっとも暖冬に慣れているので厳しい寒さに感じたが、日中の気温は今の時期としては平年並み。「寒の戻り」というにもまだ早いが、翌5日は晴れて日中は12度まで気温が上がる予報だ。