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(株)コロナ＝本社三条市・内田力社長＝は3月1日、環境に優しい新時代の家庭用給湯器、エコキュートのデザインにこだわった自然冷媒CO2ヒートポンプ式給湯器「デザインエコキュート」を発売する。
東京電力が展開する「Switch! the design project*」で、東京電力、デンソー、エレファントデザインとの４社コラボレーションで開発した。形式は「CHP−DH3026A2」でタンクは2缶式の300L、薄型フルオートで価格は787,500円。 ふつうは家の裏や見えないところに設置するエコキュートのデザインを見直し、都市型住宅の景観にとけ込ませ、玄関や庭先、ベランダなど人目につく場所に抵抗なく設置できるデザイン性にこだわり、日本産業デザイン振興会主催の2006年度グッドデザイン賞を受賞している。 すでに発売している都市部向け薄型2缶式タイプのデザインを一新。本体カラーもこれまでの白やクリームから初めてメタリック系にし、「おしゃれなエコキュート」をキーコンセプトに開発。省エネルギー・地球環境保護を考えるとともに、新しいライフスタイルを提案する。 エコキュートは、火や電気の熱源で直接、水を熱するのではなく、空気中にある熱を取り込み、さらに圧縮することで高温にして湯を沸かす。 これまでの給湯器と比べてエネルギー消費は3分の1と格段に優れ、環境に優しいことから急速に普及。そのため行政もエコキュートの普及を推進しており、昨年、三条市は東北電力とともに国の助成でエコキュート本体の購入費の半額補助を募集したところ、募集した100件を超える応募がった。 コロナでは、2001年4月に世界で初めて家庭用エコキュートを発売して以来、幅広い普及を目指し、常に省エネ・省スペースに対する取り組みを続けている。
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