18日まで地場産センターで「桐の浅野～早春展」で桐たんすなど70点余り展示即売 (2007.2.16)

加茂市後須田、浅野タンス（浅野誠社長）は、16日から18日まで県央地域地場産業振興センターで「桐の浅野～早春展」を開き、総桐タンスなど70点余りを展示即売している。

18日まで県央地域地場産業振興センターで開かれている浅野タンスの「桐の浅野　早春展」

同社は、たんすをはじめとした加茂伝統の桐製品のメーカー。5年ほど前から加茂市内や県央地域地場産業振興センターを会場に展示会を開き、同社の桐製品の魅力を直接、消費者にアピールしている。

知る人にしか開けられない、からくり箪笥

今回は、古典的なデザインから現代風のデザインの桐たんすから、チェスト、ベッド、ダイニングテーブル、ちゃぶ台などの家具やまな板、米びつ、花台などの小物類が並び、メーカー直売価格で販売している。

桐以外では、漆塗りの仙台タンスなどもあり、変わったところでは、鍵をかけなくても手順を知る人にしか開けることのできない「からくり箪笥」もある。

早春展は、午前9時半から午後8時半まで、最終日18日は午後4時まで。桐の魅力をじかに確かめてほしいと来場を呼びかけている。