18日未明、燕市次新で火災、2人の焼死体見つかる (2007.3.18)

18日未明、燕市次新地内の住宅1棟を全焼する火事があり、焼け跡から2人の焼死体が発見された。

2人の焼死体が見つかった燕市次新の火災現場

午前3時40分ころ、燕市次新、会社員関根勇さん(48)方の木造2階建て瓦ぶき住宅から出火し、約132平方メートルを全焼し、5時26分に火は消えた。焼け跡から1階と2階にそれぞれ1人ずつ、計2人の焼死体が発見され、燕署では身元などについて捜査している。

関根さんは4人家族で、勇さんの次男（中学生）が煙を吸うなどして新潟市内の病院に運ばれたが軽傷のようだ。出火当時、勇さんは夜勤の勤めに出ており、妻の幸子さん(44)と高校2年生の長男亮さん(17)の2人の行方が分からなくなっている。

関根さん宅は、次新地内のスーパーウオエイの裏の住宅地にあり、近所の人などが集まり、青空駐車の車のフロントガラスが凍り付くような冷え込みのなかで消火作業を心配そうに見守っていた。