20日朝、燕市燕で住宅1棟が全焼 (2007.3.20)

20日朝、燕市燕地内で火事があり、住宅1棟をが全焼した。

燕市燕の住宅火災の現場

火事があったのは、燕警察署から国道289号を吉田地区方向に向かって数百メートル先、JR弥彦線の線路そばの会社員高山雅明さん(49)方。午前8時50分ころ出火し、木造瓦ぶき二階建て住宅約188平方メートルを全焼し、午前10時4分に火は消えた。

出火当時、高山さんの妻と長男、次男の3人が家にいたが、火事に気がついて逃げ、けがはなかった。出火原因については警察と消防で捜査している。

付近は工場などが隣接する場所で、雪が降るなか会社関係者などが大勢集まり、消火作業を見守っていた。

燕市内では一昨日には次新地内の住宅で2人が焼死する火事があったばかり。また、この火事の直前、午前8時29分ころにも燕市内の小関工業団地内の会社で、ストーブの近くでスプレー缶を使ったところ、作業をしていた人の服に火が燃え移り、1人がやけどをして救急車で病院に運ばれている。

ことしに入って燕市内で発生した火災はこれで17件となり、昨年同期の3件（合併前の旧3市町合計）を大きく上回っている。