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三条市で退職者辞令交付式、昨年の3倍近い大量55人が退職 (2007.3.30)

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三条市は30日、市役所三条庁舎で平成18年度退職者辞令交付式を行い、31日付で退職する55人に辞令を交付した。

30日行われた三条市の平成18年度退職者辞令交付式

30日行われた三条市の平成18年度退職者辞令交付式

退職者は定年28人、勧奨20人、普通退職や国・県との人事交流など7人の計55人。例年30人前後の定年退職者は、最も勤続年数が長い人で昭和39年採用の43年間だった。

今年度は、平成26年度のピーク時には62人と予測される数年後の大量退職に備えて50歳以上の勧奨退職を募ったことで全体の退職者数が増え、20人だった昨年の3倍近くになった。

午前9時からの辞令交付式には、退職者のほか職員200人余りが出席。国定勇人市長は退職者一人ひとりに「大変お世話になりました」と笑顔で声をかけ、辞令書と花束を手渡した。退職者は職員の方に向き直って「皆さまのおかげで、無事務められました」、「長い間、ありがとうございました」と、それぞれ感謝の言葉を述べた。

退職者代表であいさつする今井国雄建設部長

退職者代表であいさつする今井国雄建設部長

国定市長はあいさつで、最も長く奉職した人が昭和39年の採用で、市長自身も生まれおらず、三条地区の燕三条駅、三条燕インター、石上大橋、昭栄大橋もなく、栄地区は栄村、下田地区にはいい湯ら邸もなかったことを話し、「三条市の発展のためにみなさま方の力があったからこそ、今の三条市の状況がある」と市民を代表して礼を述べた。

さらに、「諸先輩の方々のこれまでの知見と功績をしっかりと受け止めさせていただき、微力ではありますけれど、三条市政の発展のために尽力していきたい」と誓い、退職者の新たなスタートに「健康に留意され、これから先の三条市政に目を光らせて叱咤(しった)激励頂きたい」、「三条市の発展にご尽力いただきましたことを厚く御礼申し上げます」と深く頭を下げた。

退職者を代表して今井国雄建設部長は、「悪夢の7・13水害からはや3年がたとうとしているなか、難しいといわれた用地交渉は97%がまとまり、市民の安全、安心のため一日も早い工事完了を」と願った。

花束を手に職員の拍手に送られて退場する退職者

花束を手に職員の拍手に送られて退場する退職者

合併して2年、3市町村が一体となるのにはまだ時間がかかりそうだが「若い市長さんの一生懸命な姿を見ているとそんな心配はいらないと思う」と述べ、最後に「きょうをもちまして一市民となりますが、三条市のために何がしたいのか、できるのか、また、自分のためには何がと考えていきたい」と話し、これまで支えてくれた家族や市民、職員に感謝した。

退職者は、目頭を押さえる人もおり、閉式すると職員の拍手に贈られて退場した。