1日を前夜祭に2、3日と昨年に続いて三条競馬場跡地を会場に三条凧合戦 (2007.5.31)

三条凧協会（早川喜志郎会長）は、2、3の2日間、恒例の三条凧合戦を開く。7・13水害に伴う河川改修工事で、水害前まで会場にしていた三条商業高校裏手の五十嵐川河川敷がことしも使えないため、昨年に続いて三条競馬場跡地を会場にし、20組の凧組が参加して、六角巻凧の技を競う。

2、3の2日間、三条凧合戦が開かれる会場の旧三条競馬場跡地に並ぶ合戦を告げるのぼり旗

2日午前9時半から開会式を行って開幕。午前10時から午後5時まで、翌3日は午前9時から午後4時まで合戦を行い、2日間の合計得点を競う。

三条凧合戦のポスター

20組の凧組が赤白各10組ずつに分かれ、違う色の組と対戦し得点をあげる。上空で鮮やかに糸を切ったら5点、地上に落ちないうちに糸を切ったら3点、相手の凧を地上に落としたら1点を獲得。全凧組を通じて最高得点の凧組に白龍旗、最高得点のでなかった色の組で最高得点を獲得した凧組に吠虎旗を贈る。

合戦以外にも、2日間とも物産販売や凧グッズなどの販売や飲食コーナー、自由凧揚げ広場も開設。3日午前11時からは、一ノ木戸小学校児童による凧ばやし、各団体によるヒップホップダンスやよさこいソーランの披露、乗馬体験、抽選で当たる小凧プレゼントなども行う。

また、合戦前日の1日は午後6時半から前夜祭パレードを行い、総勢400人の凧組メンバーが新潟ダビットソンクラブの先導で各凧組の大凧を掲げて一ノ木戸商店街から中央公民館までをパレードする。三条凧合戦に関する問い合わせは、三条市役所観光課（電話：0256-34-5511）へ。