三条市青少年健全育成市民大会でヤンキー先生講演、高校生以下の入場整理券を20日配布開始 (2007.7.19)

三条市青少年育成市民会議などは、7月15日午後1時半から三条市中央公民館で平成19年度三条市青少年健全育成市民大会を開き、「ヤンキー先生」こと義家弘介（よしいえひろゆき）さんを講師に「夢は逃げていかない」のテーマで講演を聴く。高校生以下の入場整理券は20日から先行配布する。

7月15日開かれる平成19年度三条市青少年健全育成市民大会のちらし

大会は2部構成で、第1部が本大会、第2部は街頭啓発活動。義家さんの講演は第1部で、午後2時から約1時間20分行う。

第1部の入場は、高校生以下は無料だが整理券が必要。整理券は400枚発行し、20日から24日まで青少年育成センターや市内公民館で1人に1枚、先着順で配布する。おとなは有料500円で1人2枚まで、計100枚を25日から発売する。

また、会場の三条市中央公民館大ホールに入り切らない人も聴講できるように、大集会室に講演の様子をライブ上映する「モニター聴講」も用意する。これも聴講には入場整理券が必要で、大ホールのでの入場整理券などがなくなったら「モニター聴講」の入場整理券を先着150枚、配布する。

第2部は関係団体などが街頭啓発活動を行い、午後4時からジャスコ三条店で第三中学校吹奏楽部の演奏、原信四日町店で第一中学校吹奏楽部が演奏する。雨降りなら演奏は中止。

大会や講演に関する問い合わせは、三条市青少年育成センター（電話：0256-32-0908、Ｅメール：ikusei@city.sanjo.niigata.jp）へ。高校生以下の入場整理券の配布やおとなの入場券の販売場所は、同センターと中央、嵐南、栄、下田の各公民館。講師の義家さんのプロフィールは次の通り。

義家さんは、1971年長野市生まれ。高校2年の春に暴力事件を起こし、退学処分を受け、同時に親からも絶縁され、里親の元へ引き取られる。1年後、北星学園余市高等学校に編入、恩師・安達先生と出会う。大学4年の秋、オートバイ事故を起こし生死をさまようが、安達先生の励ましのおかげで奇跡的に命を取り留め、意識を取り戻した後、教師になる決心をし、母校北星学園余市高等学校の教師となる。現在、横浜市教育委員会教育委員、内閣官房「教育再生会議担当室」室長、東北福祉大学准教授として活躍中。