7、8月と三条市立図書館は開館時間を延長するサマーサービス試行 (2007.7.1)

日の長い夏、夕暮れに図書館でゆったり読書をと、三条市立図書館（羽賀吉昭館長）では、今夏も開館時間を延長するサマーサービスを試行し、7、8月の2カ月は平日の閉館時刻を1時間遅らせる。

サマーサービス実施の看板を掲げて利用者にPRする三条市立図書館

月曜から金曜の開館時間は、午前9時半から午後7時までのところ、7、8月は閉館時刻を1時間遅らせて8時に延長。土、日曜は午前9時半から午後5時までのところ、土曜は閉館時刻を2時間遅らせて7時に延長。日曜はこれまでと変わらず午後5時までとする。

サマーサービスの試行は昨夏に続いて2回目。利用者から日没の遅い夏は閉館時刻を遅らせてほしいという要望があったため、行った。

昨年は6月から9月までの4カ月間で行った。しかし統計でみると、時間延長による新たな貸出者はほとんどなく、平日の延長した1時間には10人ていどしか訪れない日もあり、目立った効果はなかった。

しかし、昨年は初めてだったので周知不足もあったと思われることから、ことしもサマーサービスを継続。ただし、実施期間は夏休みで1年で最も同図書館の利用者が増える7、8月の2カ月に短縮しての試行とした。

同図書館では、平日は午後8時まで開いているので、会社帰りや夕食後に家族でなど、大勢の人に利用してほしいと呼びかけている。