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三条市が三条版こどもの森の設置に向けて調整に入る (2007.7.20)

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国定勇人三条市長は19日、「なかよし児童館が三条版こどもの森になるには?」をテーマに開かれた「ふれあいトーク」で、燕市児童研修館「こどもの森」と同規模で、既存施設を活用した子どもたちが安心して遊べる屋内施設に設置に向けて調整を始めたことを明らかにした。

 19日、なかよし児童館で「なかよし児童館が三条版こどもの森になるには?」をテーマに開かれた「ふれあいトーク」

19日、なかよし児童館で「なかよし児童館が三条版こどもの森になるには?」をテーマに開かれた「ふれあいトーク」

「なかよし児童館」は、統合で平成15年にあいあい保育所となった旧大潟保育所=三条市北潟=の施設を児童館と児童クラブとして活用したもの。乳幼児親子対象の遊び場の提供や子育ての悩み相談などを行っているふれあい広場、小学生対象の児童クラブと児童館の3つの機能を備える。

このうち、ふれあい広場は昨年4月に高橋前市長との市政懇談会で「三条市内子どもの安全・子どもの居場所を語ろう」をテーマに懇談したことなどがきっかけで同年10月に設置し、平日の午前10時から午後3時まで開いている。

ひとつの場所で子どもの成長を継続して支援できるのは画期的な機能だが、存在はあまり知られていない。周知を図るとともに、三条市から現場や若いお母さんの生の声を聞いて子育て支援への取り組むの参考にしてもらおうと、NPO三条おやこ劇場が市にふれあいトークの開催を要望、実現した。

 三条版こどもの森の開設に向けて調整に入ったことを話す国定市長

三条版こどもの森の開設に向けて調整に入ったことを話す国定市長

午前11時から「なかよし児童館」で開かれ、乳幼児を連れた母親とふれあい広場職員など約20人が参加し、三条おやこ劇場の川瀬弓子理事長が司会した。

参加者は、なかよし児童館の現状や乳幼児をもつ親の現状をそれぞれの立場で話した。運営と利用の両面から異年齢が限られた広さの同施設を利用する不自由さ、同児童館が周知されていないので利用者が少なく、友だちづくりなどの魅力がない。燕市の「こどもの森」など他市町村との施設の比較、運営についての行政と施設の連携についてなど、同施設が有効に利用されるための改善点や三条市の子育て環境充実などの提案や意見を述べた。

国定市長は、行政と施設の連携などは直ちに反省し、改善するとした。さらに、電話やインターネット、窓口などを使った子育て支援の情報の玄関口の開設の調査を行っており、来年度に開設したいとの考えを示した。

また、なかよし児童館のような施設で「もっと便利に大きな施設をと調整を始めている」と述べ、そう遠くない時期に考えを公表すると明らかにした。

これまでも安心して遊べる公園や燕市の「こどもの森」のような施設の建設を求める要望があり、3年前に市職員として赴任した当初は、自然に恵まれた環境にあって公園を要望する理由がわからなかったが、「雪の降る冬期間のことを考えると、まずは屋内で安心して遊べる空間を考えていきたい」と話した。

国定市長は「参考になりました」と参加者に礼を述べ、「市長へのたより」などを利用して継続してさまざま意見を寄せてほしいと求めていた。