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19日まで燕市産業史料館で水燕鎚工会作品展、燕伝統の鎚起、彫金、鍛金が並ぶ (2007.8.3)

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燕市産業史料館では、3日から19日まで燕市を中心とした金工作家7人でつくる水燕鎚工会(すいえんついこうかい)=深海晃一代表=の作品展を開いており、燕の伝統産業の鎚起や彫金、鍛金など、さまざまな技術によってつくられた作品49点を展示している。

19日まで燕市産業史料館で開かれている水燕鎚工会作品展の初日前日に行われた展示作業

19日まで燕市産業史料館で開かれている水燕鎚工会作品展の初日前日に行われた展示作業

同会は61年に旧燕市と旧分水町の銅器組合の若手を中心に11人で結成して以来、ほぼ毎年、作品展を開き、ふだんは職人として腕を振るう一方、作家として創作活動の成果を発表している。

今回は「涼」をテーマにした作品1点ずつを含めて1人が6、7点、合わせて49点を出品。銅や銀の金属を素材に1枚の板からつくるつぼ、花器、茶道具、ぐいのみ、風鈴、額やオブジェなど、1点1点が伝統的な技術をベースに現代的な技術や感性、デザインも加えた見応えのある作品が並ぶ。

この作品展を1年間、楽しみに待っていてくれる人もいるのが会員の励み。初日前日に展示作業に訪れた会員は、「毎年、目先を変えて作品づくりに取り組むことができ、苦手とするものにも挑戦する。いい勉強になります」。職人歴40年前後になるが、「一生、勉強だね」と来場者の鑑賞の目を待っている。

水燕鎚工会会員

水燕鎚工会会員

会期中の5日、12日、19日はいずれも午後2時から作品解説会を開くほか、土、日曜は会員が交代で会場にいるので、来場者の質問にも答える。

また、4、5の2日間は午前10時から正午まで「鎚起銅器小皿制作体験会」を開く。参加費は1枚300円。さらに4、5日と11日の3日間は午後1時から「産業史料館を10倍楽しく観る方法」を開き、同史料館学芸員による燕のものづくりの歴史を紹介するなど、イベントも数多く用意している。

作品展は毎日午前9時から午後4時半まで開場、6日と13日は休館。入館料はおとな300円、子ども100円。ただし、土、日曜と祝日は燕市内の小中学生は無料で、小学生の付添の保護者1人も無料。同会会員は次の通り。敬称略。

【水燕工会会員】▲石高靖男(日本工芸会東支部会員、新潟県工芸会会員、新潟美術家連盟会員)▲椛澤伸治(新潟県工芸会会員)▲真保彰(伝統工芸士)▲高橋純一(日展会友、現代工芸美術家協会本会員)▲広田温樹(三軌会会員)▲深海晃一(伝統工芸士)▲細野五郎(伝統工芸士)