三条市、一次審査を通過した「環境マスコットキャラクター」公募作品31点を市民投票に (2007.8.22)

三条市が募集した市独自の「環境マスコットキャラクター」に県内外から172点の応募があり、一般の部の一次審査を通過した31点を21日から27日正午まで、市内4カ所に展示して市民からも投票してもらっている。

27日まで行われている三条市の「環境マスコットキャラクター」の市民投票、写真はジャスコ三条店の投票所

応募は一般の部140点、小学生の部28点、規格外4点の内訳。月刊誌『公募ガイド』にこの募集記事が掲載されたため、市外からの応募が増え、一般の部の応募は市内からの20点に対し、市外からはその6倍、120点にものぼり、北海道から九州まで全国各地から応募があった。

20日に一次審査を行い、光風会会員、新潟県美術連盟会員の地元三条市の洋画家、山田昌三さんと第三中学校美術教諭の高橋淳一さんの2人が審査し、31点を選出。28日に最終選考を行うが、その参考にしようと市民投票を行っている。

投票所は、市役所三条庁舎市民ロビー、栄と下田のサービスセンター、それとジャスコ三条店の4カ所。それぞれ一次審査を通過した31点を掲示して備え付けの投票用紙で気に入った作品を番号を記入して回収箱に投票してもらっている。

市では、大勢の人に投票してもらおうと民間のスーパーにも投票所の設置を依頼した。ジャスコ三条店では生活館の食品館側の入り口に作品と投票所を設置。来店客が足を止め、「これは、六角凧らね。ん？これはトキ？、芝地鶏らって。甲乙つけがたいね」と楽しみながら品定めしている。

28日の最終選考は、豊口協長岡造形大学理事長ら7人を審査員に一般の部は最優秀賞1点と優秀賞3点、小学生の部は優秀賞3点を決める。