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用水路に落ちた女性を助けた3人に三条署が感謝状 (2007.9.11)

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三条署(斎木光俊署長)は11日、三条市荻堀地内で用水路に落ちた89歳の女性を連携して救助した加茂市の男性1人と三条市の親子2人に感謝状を贈って人命救助の勇気ある行動をたたえた。

左から感謝状を受けた佐藤さん、大西さん親子、そして斎木三条署長

左から感謝状を受けた佐藤さん、大西さん親子、そして斎木三条署長

感謝状を受けたのは、用水路の女性を発見し、近くの家の人に救助を求めた加茂市高須町2、会社員佐藤明さん(49)と、女性を救出した三条市荻堀、会社役員大西英世さん(65)と息子で会社役員の朗さん(32)親子。

事故があったのは、8月11日午前7時ころ。下田地区の(株)有本製作所に勤務する佐藤さんが出勤途中、荻堀地内でバスを降りて会社に向かって歩いていると、道路わきに高齢者が使う手押し車があった。

3人に感謝状を手渡す斎木三条署長

3人に感謝状を手渡す斎木三条署長

しかし、人の気配がなく、不審に思っていると、「助けてください」という声が聞こえたので姿をさがすと、幅90cm、深さ約2mの用水路の中で右手を下にして横たわっている女性(89)を見つけた。

佐藤さんは体に不自由があるため、道路をはさんで向かいの大西さん宅に助けを求め、自宅にいた大西英世さんが、サンダルのまま用水路に飛び込んだ。

女性の体を起こしたものの、用水路が深くて1人では女性を引き上げられなかったため、息子の朗さんが自宅脇の会社、大西設備管工(株)からはしごを運び、さらに近くの下田公民館で工事をしていた作業員2人にも手伝ってもらい、4人がかりでようやく女性を用水路から助け出した。

発見が早かったことや用水路の水が少なかったことも幸いし、女性は腰や胸、右下肢打撲の軽いけがですんだ。

感謝状を受け取った大西さん親子と佐藤さんは「当たり前のことをしただけですから」、「感謝状をもらえるなんて思わなかった、驚いている」と話し、感謝状に恐縮していた。