24日に燕市で「小坂忠コンサートinつばくろの里」、一般も無料で鑑賞 (2007.9.22)

知的障害者更生施設「つばくろの里」では、24日午後4時から同施設で「小坂忠コンサートinつばくろの里」を開き、日本のR&B（リズム・アンド・ブルース）、ゴスペルの開拓者といえるシンガーソングライター、小坂忠さんの歌を聴くので、一般にも来場を呼びかけている。

24日の「小坂忠コンサートinつばくろの里」で演奏する小坂忠さん

小坂さんは1966年、ロックグループ「ザ・フローラル」を結成してデビュー。その後、細野晴臣、松本隆らと「エイプリルフール」を結成し、70年代ポップスの基礎を築き、解散後、ロックミュージカル『HAIR』初演に出演。日本ロック界の草分け的シンガーで、CM音楽やNHK「おかあさんといっしょ」の作曲も手掛ける。

76年にクリスチャンとなり、78年に日本初のゴスペルミュージックレーベル「ミクタムレコード」を設立。ゴスペル音楽活動を開始し、日本の教会音楽に新風を吹き込む。音楽セミナーやゴスペルミュージックイベントを主宰。91年からジェリコシャパン開催代表。同年、日本フォースクエア福音教団秋津福音教会の牧師に就任した。

93年、150カ国が参加するグローバル・マーチ・フォー・ジーザスの日本代表など世界規模の賛美歌運動を普及させ、近年はゴスペルをベースに信仰色の強い作品を発表し、ライブ活動を行っている。

今回のコンサートは約1時間半のステージで、入場無料。つばくろの里では、せっかくの機会なので、施設の利用者だけでなく、地域の人たちにも小坂さんのコンサートを楽しんでもらおうと来場を呼びかけている。